人体の働きと医薬品【問076~080】

    登録販売者の試験問題について、愛知,三重,静岡,岐阜,石川,富山は出題内容が共通です。

    【問076】

    粘膜から吸収される医薬品に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

    1. 一般用医薬品として使用されている点鼻薬については、全身作用を目的としたものはなく、鼻腔粘膜 への局所作用を目的としているため、その成分が循環血液中に入ることはない。
    2. 坐剤には、肛門から医薬品を挿入することにより、直腸内で溶解させ、薄い直腸内壁の粘膜から 有効成分を吸収させることを目的とするものがある。
    3. 医薬品によっては、適用部位の粘膜に刺激等の局所的な副作用を生じることがある。
    4. 眼の粘膜に適用する点眼薬は、鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収されることはない。
    1. 1.(a,c)
    2. 2.(b,c)
    3. 3.(b,d)
    4. 4.(a,d)

    ※登録販売者 平成29年出題地域試験問題より引用

    正解は2番です

    【問077】

    全身作用を目的とする内服薬の消化管吸収に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

    1. 内服薬のほとんどは、その有効成分が消化管から吸収されて循環血液中に移行し、全身作用を現す。
    2. 錠剤、カプセル剤等の固形剤の場合、消化管で吸収される前に、錠剤等が消化管内で崩壊して、 有効成分が溶け出さなければならないが、腸溶性製剤のような特殊なものを除き、肝臓で有効成分が溶出するものが大部分である。
    3. 有効成分は、主に大腸で吸収される。
    4. 有効成分によっては消化管の粘膜に障害を起こすものもあるため、食事の時間と服用時期との関係が、各医薬品の用法に定められている。
    No a b c d
    1
    2
    3
    4
    5

    ※登録販売者 平成29年出題地域試験問題より引用

    正解は1番です

    【問078】

    第1欄の記述は、医薬品の剤形に関するものである。これに該当する剤形は第2欄のどれか。

    第1欄
    この剤形は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、水なしで服用することができる。 固形物を飲み込むことが困難な高齢者や乳幼児、水分摂取が制限されている場合でも、口の中で溶かした後に、 唾液と一緒に容易に飲み込むことができる。


    第2欄

    1. 口腔内崩壊錠
    2. トローチ
    3. 軟膏剤
    4. カプセル剤
    5. 散剤

    ※登録販売者 平成29年出題地域試験問題より引用

    正解は1番です

    【問079】

    副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

    1. 医薬品は、十分注意して適正に使用された場合でも、副作用を生じることがある。
    2. 一般に、重篤な副作用は発生頻度が低く、多くの患者はもちろん、医薬品の販売等に従事する 専門家にとっても遭遇する機会は極めてまれである。しかし、副作用の早期発見・早期対応のためには、 医薬品の販売等に従事する専門家が副作用の症状に関する十分な知識を身に付けることが重要である。
    3. 厚生労働省が作成した「重篤副作用疾患別対応マニュアル」が対象とする重篤副作用疾患 の中には、一般用医薬品によって発生する副作用も含まれており、医薬品の販売等に従事する専門家は、 購入者等への積極的な情報提供や相談対応に、本マニュアルを積極的に活用することが望ましい。
    4. 一般用医薬品による副作用は、長期連用のほか、不適切な医薬品の併用や医薬品服用時のアルコール飲用等が原因で起きる場合がある。
    No a b c d
    1
    2
    3
    4
    5

    ※登録販売者 平成29年出題地域試験問題より引用

    正解は5番です

    【問080】

    薬疹に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

    1. 限られた少数の医薬品でのみ起きる可能性があり、同じ医薬品でも生じる発疹の型は人によって 様々である。赤い大小の斑点(紅斑)、小さく盛り上がった湿疹(丘疹)のほか、水疱を生じることもある。
    2. 蕁麻疹は強い痒みを伴うが、それ以外の薬疹の場合は痒みがないか、たとえあったとしてもわ ずかなことが多い。皮膚以外に、眼の充血や口唇・口腔粘膜に異常が見られることもある。
    3. 薬疹はアレルギー体質の人や以前に薬疹を起こしたことがある人で生じやすいが、それまで薬疹を 経験したことがない人であっても、暴飲暴食や肉体疲労が誘因となって現れることがある。
    4. 医薬品を使用した後に発疹・発赤等が現れた場合は、薬疹の可能性を考慮すべきである。
      重篤な病態への進行を防止するため、原因と考えられる医薬品の使用を直ちに中止し、痒み等の症状に対しては、 まずは一般の生活者が自己判断で対症療法を行う。

    1. 1.(a,b)
    2. 2.(b,c)
    3. 3.(c,d)
    4. 4.(a,d)

    ※登録販売者 平成29年出題地域試験問題より引用

    正解は2番です

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