医薬品の適正使用・安全対策【問056~060】

    登録販売者の試験問題について、福岡,佐賀,長崎,熊本,大分,宮崎,鹿児島,沖縄は出題内容が共通です。

    【問056】

    医薬品副作用被害救済制度に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

    1. 健康被害を受けた本人(又は家族)の給付請求を受けて、その健康被害が医薬品の副作用によるものか どうか、医薬品が適正に使用されたかどうかなど、医学的薬学的判断を要する事項について独立行政法人医薬品医療機器総合機構の諮問・答申を経て、厚生労働大臣が判定する。
    2. 医薬品を適正に使用したにもかかわらず副作用による一定の健康被害が生じた場合に、医療費等の給付を行い、これにより被害者の迅速な救済を図ろうという制度である。
    3. 救済給付の対象となる健康被害の程度としては、副作用による疾病のため、入院を必要とする程度の 医療を受ける場合や、副作用による重い後遺障害が残った場合である。
    4. 要指導医薬品又は一般用医薬品の使用による副作用被害への救済給付の請求に当たっては、要した医療費 を証明する書類(領収書等)などのほか、その医薬品を販売した薬局開設者又は医薬品の販売業者の作成した販売証明書が必要となる。
    No a b c d
    1
    2
    3
    4
    5

    ※登録販売者 平成29年出題地域試験問題より引用

    正解は3番です

    【問057】

    一般用医薬品の安全対策に関する以下の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わ せを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の(  )内には同じ字句が入ります。

    ( a )とインターフェロン製剤の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、1994年1月、その併用を 禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。しかし、それ以降も慢性肝炎患者が( a )を使用して間質性肺炎が 発症し、死亡を含む重篤な転帰に至った例もあったことから、1996年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に 対して( b )の配布が指示された。
     また、2003年5月までに、( c )の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が計26例報告された ことから、同年6月、厚生労働省は、( c )全般につき使用上の注意の改訂を指示した。その内容は、「まれに間質 性肺炎の重篤な症状が起きることがあり、その症状は、かぜの諸症状と区別が難しいため、症状が悪化した場合には 服用を中止して医師の診療を受ける」とされた。


    No a b c
    1 塩酸フェニル
    プロパノールアミン
    緊急安全性情報 一般用かぜ薬
    2 塩酸フェニル
    プロパノールアミン
    安全性速報 一般用かぜ薬
    3 小柴胡湯 緊急安全性情報 一般用かぜ薬
    4 小柴胡湯 安全性速報 アンプル入りかぜ薬
    5 アミノピリン 緊急安全性情報 アンプル入りかぜ薬

    ※登録販売者 平成29年出題地域試験問題より引用

    正解は3番です

    【問058】

    医薬品の適正使用及びその啓発活動に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    1. 毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報 活動やイベント等が実施されており、その目的は、医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く 生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することである。
    2. 薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚せい剤、大麻等)によるものばかりではなく、一般用医薬品によっても生じるおそれがある。
    3. 青少年では、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分とはいえず、興味本位で薬物を乱用し、 乱用者自身の健康を害することがあるが、身近に入手できる薬物には限りがあり、社会的な弊害を生じるおそれは小さい。
    4. 毎年6月20日~7月19日までの1ヶ月間は、「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」を広く普及し、薬物乱 用防止を一層推進するため、国、自治体、関係団体等により、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。

    ※登録販売者 平成29年出題地域試験問題より引用

    正解は3番です

    【問059】

    一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」欄に「長期連用しないこと」等と記載される薬効群と主な成分、連用してはいけない理由について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

    (薬効群) (主な成分) (理由)
    a 外用鎮痛消炎薬
    「長期連用しない
    こと」
    インドメタシン 一定期間又は
    一定回数使用しても
    症状の改善がみられない
    場合は、ほかに原因が
    ある可能性があるため。
    b 胃腸薬、
    胃腸鎮痛鎮痙薬
    「長期連用しない
    こと」
    グリチルリチン酸
    二カリウム
    (1日用量がグリチルリチン酸
    として40mg以上、
    又はカンゾウ
    として1g以上を
    含有する場合)
    海外において、長期連用
    した場合に精神神経症状
    が現れたとの
    報告があるため。
    c 瀉下薬
    「連用しないこと」
    ヒマシ油 偽アルドステロン症を
    生じるおそれがあるため。
    d 漢方製剤
    「症状があるときのみ
    の服用にとどめ、
    連用しないこと」
    芍薬甘草湯 鬱血性心不全、心室頻拍の
    副作用が現れる
    ことがあるため。

    1. 1.(a,b)
    2. 2.(a,d)
    3. 3.(b,c)
    4. 4.(c,d)

    ※登録販売者 平成29年出題地域試験問題より引用

    正解は2番です

    【問060】

    一般用医薬品に含まれる成分とその医薬品の添付文書における「次の人は使用(服用)しないこと」欄の 記述の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

    (一般用医薬品に含まれる成分) (「次の人は使用(服用)しないこと」
    欄の記述)
    a インドメタシン 「ぜんそくを起こしたことがある人」
    b アセトアミノフェン 「15歳未満の小児」
    c スクラルファート 「透析療法を受けている人」
    d プソイドエフェドリン塩酸塩 「牛乳によるアレルギー症状を
    起こしたことがある人」

    1. 1.(a,b)
    2. 2.(a,c)
    3. 3.(b,d)
    4. 4.(c,d)

    ※登録販売者 平成29年出題地域試験問題より引用

    正解は2番です

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