医薬品の適正使用と安全対策【問106~110】

    登録販売者の試験問題について、福井,滋賀,京都,兵庫,和歌山は出題内容が共通です。

    【問106】

    一般用医薬品の外箱記載に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

    1. 購入者等が、製品を開封し初めて添付文書をみた段階で、当該医薬品が目的とする医薬品でなかった事態を回避することが目的の一つである。c
    2. 医薬品によっては添付文書の形ではなく、医薬品医療機器等法第52条の規定に基づく「用法、用量その他使用及び取扱い上必要な注意」等が外箱等に記載されている場合がある。
    3. 外箱には、「効能・効果、用法・用量、保管に関する注意事項」等が記載されている場合がある。
    4. 外箱には、使用上の注意として副作用や事故等が起きる危険性を回避するための記載がなされている場合がある。
    No a b c d
    1
    2
    3
    4
    5

    ※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

    正解は1番です

    【問107】

    一般用医薬品(一般用検査薬は除く)の添付文書への記載が、必須記載事項とされていないものはどれか。

    1. 消費者相談窓口
    2. 保管及び取扱い上の注意
    3. 病気の予防・症状の改善につながる事項
    4. 用法及び用量
    5. 成分及び分量

    ※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

    正解は3番です

    【問108】

    医薬品を使用する前に、その適否について専門家に相談することとされている者の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

    1. 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある者
    2. 妊婦または妊娠していると思われる者
    3. 授乳中の者
    4. 新生児
    No a b c d
    1
    2
    3
    4
    5

    ※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

    正解は5番です

    【問109】

    医薬品の副作用被害救済およびその制度に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

    1. 医薬品が適正に使用されていない場合でも、医薬品の使用により発生した副作用による被害者はすべて救済される。
    2. 厚生労働大臣は副作用被害救済の給付請求において、医学的薬学的判断を要する事項について、PMDAへの諮問を行う。
    3. 救済給付業務に必要な費用のうち、給付費については製造販売業者から納付される拠出金が充てられる。
    4. 副作用被害救済の給付請求は、医薬品の使用により健康被害を受けた患者本人だけでなく家族もできる。
    1. 1.(a,b)
    2. 2.(a,c)
    3. 3.(b,d)
    4. 4.(c,d)

    ※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

    正解は4番です

    【問110】

    医薬品・医療機器等安全性情報報告制度に基づき、医薬関係者が報告するべき事柄に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

    1. 医薬品等によるものと疑われる、身体の変調・不調、日常生活に支障を来す程度の健康被害等について報告が求められる。
    2. 医薬品の過量使用による健康被害である場合は、患者本人の自己責任であるから、報告の必要はない。
    3. 無承認無許可医薬品についても、健康被害が起こった場合には、PMDAに報告することになっている。
    4. 認められた健康被害と医薬品との因果関係が必ずしも明確でない場合であっても、報告の対象となりうる。
    1. 1.(a,b)
    2. 2.(a,d)
    3. 3.(b,c)
    4. 4.(c,d)

    ※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

    正解は2番です

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