人体の働きと医薬品【問071~075】

    登録販売者の試験問題について、愛知,三重,静岡,岐阜,石川,富山は出題内容が共通です。

    【問071】

    脳や神経系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

    1. 脳における細胞同士の複雑かつ活発な働きのため、脳において、血液の循環量は心拍出量の約15%、酸素の 消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%と多い。
    2. 脊髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢がある。
    3. 延髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介 さずに刺激を返す場合があり、これを末梢反射と呼ぶ。
    4. 末梢神経系は、随意運動、知覚等を担う自律神経系と、呼吸や血液の循環等のように生命や身体機能 の維持のため無意識に働いている機能を担う体性神経系に分類される。
    No a b c d
    1
    2
    3
    4
    5

    ※登録販売者 平成27年出題地域試験問題より引用

    正解は4番です

    【問072】

    医薬品の吸収に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

    1. 全身作用を目的とする医薬品では、その有効成分が消化管等から吸収されて、循環血液中に移行することが不可欠である。
    2. 坐剤の有効成分は、直腸内壁の粘膜から吸収されるため、内服の場合よりも全身作用が速やかに現れる。
    3. 医薬品成分の消化管からの吸収量や吸収速度は、消化管内容物や他の医薬品の作用による影響を受けない。
    4. 含嗽薬(うがい薬)は、唾液や粘液によって食道へ流れてしまうため、咽頭粘膜からの吸収が原因で全身的な副作用が起こることはない。
    1. 1.(a,b)
    2. 2.(b,c)
    3. 3.(c,d)
    4. 4.(a,d)

    ※登録販売者 平成27年出題地域試験問題より引用

    正解は1番です

    【問073】

    医薬品の代謝及び排泄に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

    1. 循環血液中に存在する医薬品の有効成分の多くは、未変化体又は代謝物の形で腎臓から尿中に排泄される。
    2. 消化管で吸収された医薬品の有効成分は、血液中に移行し全身循環に入る前に、脾臓を通過するため、まず脾臓に存在 する酵素の働きにより代謝を受けることになる。
    3. 医薬品の有効成分の血中濃度は、ある時点でピーク(最高血中濃度)に達し、その後は低下していくが、 これは代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回るためである。
    4. 腎機能が低下した人では、正常の人よりも有効成分の尿中への排泄が遅れ、血中濃度が下がりにくく、 医薬品の効き目が過剰に現れることがある。
    No a b c d
    1
    2
    3
    4
    5

    ※登録販売者 平成27年出題地域試験問題より引用

    正解は2番です

    【問074】

    医薬品の剤型及び適切な使用方法に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

    1. カプセル剤は、容易に服用できるようにカプセルの原材料としてゼラチンが用いられており、水なしで服用する。
    2. 経口液剤は固形製剤に比べ、飲み込みやすいが、消化管からの吸収は遅い。
    3. 外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤に比べて、患部が乾きやすいという特徴がある。
    4. 散剤を服用するときは、飛散を防ぐため、あらかじめ少量の水(又はぬるま湯)を口に含んだ上で服用 したり、何回かに分けて少しずつ服用するなどの工夫をするとよい。
    1. 1.(a,b)
    2. 2.(a,c)
    3. 3.(b,d)
    4. 4.(c,d)

    ※登録販売者 平成27年出題地域試験問題より引用

    正解は4番です

    【問075】

    医薬品の副作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. 医薬品の使用が原因で血液中の白血球(好中球)が減少し、細菌やウイルスの感染に対する抵抗力 が弱くなり、進行すると重症の細菌感染を繰り返し、致命的となることもある。
    2. 偽アルドステロン症は体内にカリウムと水が貯留し、体からナトリウムが失われることによって生 じる病態である。
    3. 副交感神経系を抑制する作用がある成分が配合された医薬品を使用すると、前立腺肥大等の基礎疾患 がない人でも、排尿困難や尿閉等の症状が現れることがある。
    4. 医薬品により生じる肝機能障害は、有効成分又はその代謝物の直接的肝毒性が原因で起きる中毒性の ものと、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きるアレルギー性のものに大別される。

    ※登録販売者 平成27年出題地域試験問題より引用

    正解は2番です

    もっと力をつけたい方は・・・
    コチラ → 無料WEB問題集(現役薬剤師の解説付き!)